第一回のラクロス解説ではフェイスオフについて説明しました。
第二回はグランドボール(GB)。
GBは、ボールが地面にある状態のことを言います。
ボールが地面にある状態では、どちらのチームの選手もボールを確保していない状態であるので、ルーズボールとも言います。
このGBを相手チームよりも多く確保することが、第一回のフェイスオフ同様、勝率を高めるためには非常に重要になります。
そのためGBを多く取る選手は重宝されます。
バスケでいうところのリバウンドに似ていますね。
GBを取るするには、
・とにかくGBに寄ること
・技術
が大切だと言われています。
GBを追いかけることは無酸素運動で非常にしんどいのですが、ここで体を張れるかどうかは勝負の重要なポイントです。
サッカーでいう球際の激しさに似ているかもしれないですね。
なので、GBで気合の入ったプレーを見せている選手に注目し、その数が多いほど、対戦相手からすると手強いチーム・嫌なチーム、と言えると思います。
近年大学の男子ラクロスを引っ張る存在の早稲田大学は、このGBへの寄りの強さが特徴として見られます。
ラクロス観戦の際は、GBへの気合の入れ具合にぜひ注目してみてください。